新しく彫っていた柄の白地上がりが出来ました。
白地上がり とは背景が白地の状態での出来上がりのこと。 このあと、地染めをしようかな、どうしようかな、と迷い中。 それにしても、自分の作品を見るとまだまだと思うばかりで。 日ごろデッサンサボっているのだから当たり前よ、と天の声が呟いてるのが聞こえてきそうです。 が、これも一歩と思い、一歩ずつ歩んでいくしかないのだ、と。 これは、紅型の古典柄によく出てくる色を中心に使ってみました。 デザインは、小豆島がモチーフになっています。 先月にご注文いただいた帯は、これとはまた違う柄ですが、 色の指示が細かくあり、私の中にない色の要求もありました。 それがとても新鮮であり、違う自分も見せてみたい、そういったチャレンジをさせてもらえる機会を頂き、 ありがたく感じました。 ひとつの課題をもらったような気がしています。
by tirinto
| 2013-05-25 19:06
| 作る途中のこと
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