カテゴリ:紅型をたどる( 13 )
この本を読まねば
紅型は、沖縄の伝統的な染め物です。

私は二年間という今考えれば短い期間でしたが、沖縄に住み、15代続くと言われる紅型工房で修行させてもらいました。

修行時代の20才の頃は、琉球王朝のこともよく分かっていなくて
お師匠さんから、冊封使の話や進貢船の話を聞いてもピンと来ていませんでした。(すみません、お師匠さん)
そもそも琉球王朝が中国と、また江戸幕府と交易していたことさえ知りませんでした。

お師匠さんをはじめお世話になった方には、今思うと沖縄の歴史や文化をいろいろ教えて頂いていたと思います。
例えば福州園、ジュリ馬の話や、ノロの話、首里の石畳道、湧き水の樋川、大アカギの木、亀甲墓、ムーチー、豚肉料理、、、とりとめもなく様々思い出されます。

紅型は、琉球王朝がなかったらうまれていないもの。

今沖縄から遠く大阪にいるからか、余計に琉球王朝について知りたくて、紅型の歴史も調べたくて。
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今はこの2冊を手に入れて読んでいます。

ああ、この作者の方に直接尋ねてみたいことが沢山ある!

紅型歴史研究会なるものがあったとしたら是非入りたい、、、誰か開催しないかな。

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by tirinto | 2017-06-18 21:14 | 紅型をたどる | Comments(0)
2009年の「天然顔料」の記事
今、天然顔料と豆汁のことについて調べています。
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先日、とある方に質問をメールさせて頂いたら、とても丁寧にお返事を頂いて、
今またそれにお返事しようとしています。

そのお返事をするにあたって、顔料を豆汁で溶いた写真などを探していて、
たまたま昔のブログをチェックしていた発見したのが、2009年の1月13日の記事

昔の私が書いたものです。

この後からはコピーです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

天然顔料・・・

顔料を使うことが紅型の大きな特徴のひとつのです。

天然とつくのは、顔料の中にも人工的に作られた樹脂顔料というのがあるために
区別する上でそう呼んでいます。

天然顔料は何がそんなにいいかというと、その色です。

自然の中にあるものが持つ色、
たとえば赤でも 赤の中には緑も黄も青も入っている。
その複雑に織り交ざった色が とってもいい。
人口的に作られたものだと、そうはいかなくて。

だから、紅型は 赤や黄色や青や緑が隣り合った配色であっても、お互いがそれぞれの色を
少しずつもっているから、なじんで、けっして嫌味じゃない美しい染めになります。

この前、このことを話していたら、友達が
「それって、お花畑みたいな感じかな」 って言っていて。

ほんと、そんな感じだと思う。


そんなこんなで、この良さをもっと知ってほしくて、天然顔料の教室をします。
使うものは、顔料と大豆と水です。
皆で乳鉢で磨り潰して、色を作りましょう。

この色の感動がいつもあるから、紅型は楽しいです~。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そうそう!本当にそうなのです!
昔も今も天然顔料の色に魅了されているのは一緒。
けど、当たり前になりすぎて、最近は伝えていなかったなと思いました。

天然顔料の魅力をもっと知ってもらうために、何をすれば良いのかな。

チリントゥでは、商品はすべて天然顔料を使うことをポリシーとしています。

作るだけじゃなく、知ってもらうための活動、何がしていきたいです。
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by tirinto | 2016-03-16 13:18 | 紅型をたどる | Comments(0)
”チリントゥ紅型教室だより” できました
今日は久しぶりに作業に集中してじっくり取り組めた一日でした♪
さて、お知らせしたいこと いろいろあります。

まずは今月から突如始まった『チリントゥ紅型教室だより』。
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現生徒さんや、沖縄に住む元生徒さんの手を借りて
なんとか出来上がりました~!

教室の生徒さんはもちろん、紅型に興味にある方、沖縄が好きという方にも
気軽に読んでもらえるものにしていけたらと思ってます。

◆なのでチリントゥHPのトップ画面から自由に閲覧&ダウンロードできるようにしました!
よかったらご覧ください♪

沖縄のことを知ること、紅型の歴史を感じること・・・など
なんていうか実際の作業とは関係のないことだけど
紅型に欠かせないものをここで出していけたらと思ってて。

沖縄でやっていたら意識せずともいいようなことかも・・・。

そんな空気のような一枚に、『チリントゥ紅型教室だより』がなれればいいなぁと。
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そんなこんなで初回!
文章書くだけでふ~ふ~の私とは違い
生徒さんは期限も短い中、いろいろ教えてくれました。

◎「油味噌レシピ」を教えて頂きました~♪
そうそう、紙面に余白がなくて書けなかったんですが、
油味噌とは沖縄ではメジャーな料理。
おにぎりの具にしたり、ご飯のお供にしたりと様々使えて保存のきく便利な一品です。
他にも美味しい食べ方があったら教えてくださ~い。

そういう私、過去にやって焦げてしまった失敗アリ。トホホ
でもこの分量ならできる気がする~!
近いうちにやってみま~す♪

◎そして沖縄からは、この3月と4月の那覇での出来事を教えてもらいました。
元チリントゥの生徒さんですが、今は沖縄の紅型工房で働いてるんです。
えらい!
これからもまたいろいろ教えてもらいたいなぁと思っています。
それにしてもポーター(吉田カバン)が紅型とコラボしてたなんて!
知らなかった~。

その他いろいろちょっとずつご協力頂き、欲張らず書いていきたいと思うので(笑)
良かったら是非読んでみてください。

生徒さんへは印刷してお渡しします。
そしておススメの情報もよかったら教えてください。
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・・・始まったばかりの教室だよりですがどうぞよろしくお願いします・・・
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by tirinto | 2014-05-07 20:28 | 紅型をたどる | Comments(0)
放送を終えて
今日は番組をご覧頂いた方から、さまざまにご感想を頂き、本当にありがとうございます。

どうぞ今後ともよろしくお願い致します。



番組の中で制作していた新作帯です。
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制作工程は、とっても長いのでコチラにまとめました・・・◎工程のページ◎
よかったらどうぞご覧ください。

今日は見て頂いた方、本当にありがとうございました。
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by tirinto | 2013-11-09 23:50 | 紅型をたどる | Comments(0)
ららら・・・
今、「ららら・・・」 という名前の新作を染めています。

それも含めて、5種類の柄を麻と紬に染めています。
やっと落ち着いて 集中して染める時間がもてています。

これは楽しい。



そして少しずつ、やってみたかったバックの新作も進めて、最近はとても充実していると思います。


年明けにはホームページのリニューアルできるといいな。

けれども、年末までにはやろうと思っていた干支タペストリーを染める教室まで手がまわりませんでした。
もし待っていてくれた方がいらっしゃったら、ごめんなさい。


明日から12月ですね。

とうとう一年の最後の月。

忙しくなる時期ですが、風邪などには気をつけて過ごしてくださいね。
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by tirinto | 2010-11-30 15:28 | 紅型をたどる | Comments(0)
デザイン
電車の中でクロッキーブックに無心に何か描いているひとを見かけたら、
そっとしておいてあげてください。

・・・きっと私です。


沖縄に行って、5年ぶりに工房を訪ねました。

そして、お師匠さんの型紙をたくさん見て、自分の紅型好きの原点を見つけてしまった気がします。
型紙を見ていたら、ドキドキしてきて、感動していることに気が付きました。

ドキドキ、わくわく・・・この言葉って子供みたい。

紅型は私にとってこの気持ちを起こさせる力があるもの。

忘れかけていたもの。

関西に帰ってきた今、このドキドキわくわくをもっといろんな人と共感したいべく、
新作作りに励みます。

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by tirinto | 2010-10-21 15:40 | 紅型をたどる | Comments(0)
天然顔料とは
天然顔料・・・

顔料を使うことが紅型の大きな特徴のひとつのです。

天然とつくのは、顔料の中にも人工的に作られた樹脂顔料というのがあるために
区別する上でそう呼んでいます。

天然顔料は何がそんなにいいかというと、その色です。

自然の中にあるものが持つ色、
たとえば赤でも 赤の中には緑も黄も青も入っている。
その複雑に織り交ざった色が とってもいい。
人口的に作られたものだと、そうはいかなくて。

だから、紅型は 赤や黄色や青や緑が隣り合った配色であっても、お互いがそれぞれの色を
少しずつもっているから、なじんで、けっして嫌味じゃない美しい染めになります。

この前、このことを話していたら、友達が
「それって、お花畑みたいな感じかな」 って言っていて。

ほんと、そんな感じだと思う。


そんなこんなで、この良さをもっと知ってほしくて、天然顔料の教室をします。
使うものは、顔料と大豆と水です。
皆で乳鉢で磨り潰して、色を作りましょう。

この色の感動がいつもあるから、紅型は楽しいです~。
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by tirinto | 2009-01-13 12:09 | 紅型をたどる | Comments(0)
なんだか
なんだか、昨日 紅型のことをあらためて考えるようになって、まだ今も考えている。

紅型の魅力とは・・・なんで紅型をやりたくなったのか・・・
気が付いたら最近、そんなこと考えもしなかった~。

紅型の魅力とは、って聞かれて えっなんだろう?色か?
なんてありきたりな答えを。
だけど、そう思うと最初からなんでそんなに沖縄まで飛んで行っちゃったのかよくわからない気もするし。
ただ、やってみたら、すごく合っていた。ということなのかな。
居心地がよかったので離れられなかったのかな。
なんにも取り柄がない私だけど、これがあるからこそ成り立っていられる。
なんにもないのに沖縄ではみんなとにかくよくしてくれたり、受け入れてくれたことが
すっごく大きかったような。
それで、紅型のことを一生懸命伝えてくれようとしていたお師匠さんのことが、とてもありがたかったから。
だから、これをやめてしまったら、何にも残らないような気がするし。

最近、ほんとすっかり忘れていた。
続けたいより、続けなければ、のほうが勝っていて。

そう思うといろんなお話、ぜんぶもう一回思い返す。
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by tirinto | 2008-06-11 08:36 | 紅型をたどる | Comments(2)
今日のこと
今日、取材に来てもらいました。

以前、工房に来てくださったお客さんが 今日の取材に来てくれたのですが・・・
そんなお客さんが 今日はカメラマンの方とふたりで工房に来てくれました。

気が付いたら終わったのは3時半くらい。

ふぅーーー。
紅型のことをいろいろ思い返しました。

等身大の自分しかないんだからそのままを話そう、って思ってたけど
そうあれていたのかな。
そうなれない自分をときどき知っているので、そう思っていたんだけど。

どっちかと言うと、私のほうがこのライターさんというか元お客さんに聞きたいことが
あれこれあり・・・。

私自身の紅型にたいすることなどもきいてもらったり、デザインについてのことだったり。
技法とかは最近話し慣れてきたけど
自分を出すってよくわからない。

言葉に出すって すごいことだなぁって思う。
自分についてや、 紅型に対してって日ごろ思っていることやこれまで思ってきたことって
いっぱいあるはずだけど、それを たまたまのそのときに言葉に出すって。
しかも、友達や家族じゃないだもん。

でも本当に感謝感謝です。
ありがとうございます。

カメラマンさんにとっても和ませてもらいました。
写真もいっぱい撮ってもらいました。
そう!そのカメラマンさんの写真をたまたま雑誌見ていて、素敵だなぁ、と印象に残っていたので
その人と会えて、なんだか嬉しかった。

どんなふうに紙面になるのでしょうか。
またまた、そのときお知らせします。

貴重な体験でした。

だいたい、私がお昼を抜くこと自体、ありえない行動だったような。
(準備しているうちに時間がなくなって・・)
それにその後おなかが空いてすぐ鳴ってしまうおなかが 
おとなしくしていたのも、すごいめずらしい。

楽しかったです。


*HP更新しています。
いろいろ少しずつ変化しています・・どうぞのぞいてみてください。
そして、お店も少しずつ小物を増やして、ノロノロですがやっています。
http://tirinto.com
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by tirinto | 2008-06-10 16:55 | 紅型をたどる | Comments(0)
絹に染める
絹。
紅型を染めていていちばん「綺麗だなぁ~」と感動してしまうのが絹です。

この4年間、絹地に染められるのは公募展などに出す着物を染めるときぐらいでしたが、今染めている帯地は地模様なども入ってまた違う美しさです。

染めていて、「この感覚は工房にいたとき以来だなぁ~」と、沖縄の工房にいたときの感覚がすっと戻ってきました。
工房では、いつも綺麗だなぁと惚れ惚れしながら、帯などを染めていたのです。
作りながらそんなことを感じていた毎日は本当に贅沢だったと思います。
この美しさを伝えるにはやはり絹がいちばんです。

綿や麻に染めて小物で売ろう売ろうとしても、その良さは半減してしまうのだと気が付きました。
もちろん麻に染めたものも、またいい風合いなのですが。

紅型は本当に素晴らしい工芸品です。

これをもっといろんな人に伝えたい。
京都でやってはいるものの、心は紅型を染める人と一緒の気持ちでありたい。

そう思い続けて何年、、、これからも変わらずいたいと思うのです。

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染める顔料です。天然の色。
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by tirinto | 2007-01-30 10:01 | 紅型をたどる | Comments(0)