工房チリントゥのある大阪は今週緊急事態宣言が出されました。
みなさまお住まいの地域はバラバラだと思いますが、外出自粛をされている方が多いと思います。 外に出かけられなくても、何か楽しみを見つけながら過ごしたいなということで、 紅型オタクのチリントゥ戸谷がオススメする本のご案内です。 ご紹介する本は、すべてAmazonで取り扱い有りですので(4月10日時点)もし気になるものがあればぜひ見てみてくださいね。 【紅型の文庫本2種+読みやすいマンガ】 ・こちらは青幻社から出ているポケットサイズの紅型本。 身近に置いてパラパラめくるだけでも楽しめます。 新刊が見つからなかったのですが、ぜひ今後も増刷して欲しいです。 ・そして、2年前に講演に来てもらった 琉球歴史研究家の上里隆史先生のマンガ本。 紅型だけでなく、沖縄にも興味がある方はきっと楽しく読めますよ♪ 沖縄の歴史がぐっと身近になり、全体像をつかめます。 【マニアック本4冊】 ・「テンペスト」戸谷は読み出したら止まらなくなり一気に読み切りました。 紅型の衣装も登場するので、ウキウキしながら。 フィクションなのですが、琉球王朝時代の沖縄をイメージできて楽しかったです。 ちなみに上里隆史先生はNHKのテンペストの時代考証を担当されました。(先生、NHKのも見ます^^;;) ・「首里城への坂道」は、沖縄の歴史をある程度掴んでいないと少し難しい、、、でもとても魅力的な本です。 尊敬する鎌倉芳太郎氏がどのような功績をあげられたかも詳しく書いてあります。 ・「すぐわかる沖縄」の美術は、紅型だけでなく沖縄が誇る素晴らしい工芸の数々と美術がサクッと分かりやすくまとめてあり、大変良い本です。 へ〜とうなりながら読めます。 カラー写真いっぱいです。 ・「琉球王朝のすべて」こちらは1時間くらいで読める分かりやすさと内容の面白さで、ストレスなく笑 楽しく読めます! 目からうろこの内容が詰まっています。 【最近購入した本】 ・沖縄の自然や地形からアプローチした本で、まだ全部読んでいませんがフムフムと読めます。 図鑑なので写真とイラスト満載で、見ていると沖縄へ行きたくなります。 ・・ ・・ ・・ ・・ 以上8種類のオススメでした。 これらを読むと、紅型が琉球王朝時代に生まれて、どのような背景があって今日まで発達してきたのかイメージできて楽しいです。 って、そこまでの紅型オタク、私だけかも(笑) 沖縄じゃないから沖縄を知りたい、そんな感じです! 写真配置上、テンペストをマニアック本に入れてしまいましたが、読んでいる方も多いですよね。 古典紅型の図録は、今はほとんど中古品でしか手に入らないので、どこかの出版社でまた販売してくれたら嬉しいなぁ。 これよりもっとオススメあるよ!という方とも繋がりたいです〜 ぜひ教えてください🤗 皆さま、ストレスも不安もあると思いますが、 少しでも気が紛れれば、、、 またお会いできる日を心待ちにしています。
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by tirinto
| 2020-04-12 08:32
| 紅型をたどる
こんにちは工房チリントゥ代表の戸谷です。
最近制作した作品2つ、制作過程をまとめてみました。 順番は 左列上から下→中列上から下→右列上から下 です。 最初はこちら 紅型の古典柄。 イナズマ模様に梅や菊、牡丹の花がかわいいです ・見本にした古典柄の写真 ・染め上がった反物 続いてこちらは、昨年のフランス出展からうまれた柄。 題名をつけるとしたら 『思い出はパリに息づく和と共に』かな?汗 少しまだ考え中です。 「日本文化を紹介するイベントだったこともあり パリの人々に日本の模様や文化も浸透していることに 驚いたことと、セーヌ川が印象的だったこと、 エッフェル塔の建築が美しくて見惚れたこと そんな記憶をデザインに閉じ込めました。」 ・型紙が出来上がる過程 ・染め上がる過程 紅型のせいさく過程、工程どうですか? 何度繰り返しても発見があり反省があり 楽しみがあり! 楽しい、なんかわくわくする、不安にもなる、 でも最後洗い上がるとホッとする 魅力的な染め物です♡ #
by tirinto
| 2020-04-11 22:11
| 作る途中のこと
昨年末から教室レポートが止まっておりました。
チリントゥ紅型教室では、今年も賑やかに教室を開講しています。 日々の慌ただしさでついブログアップが後回しになっていました。 昨年の生徒さんの作品も含みますが、 写真を掲載します! その他ワークショップや講演や、いろいろ日々活動をしています。 現在、講師2名(常時ではないですが)で指導にあたっております。 こちらは2020年3月の紗張りの方々の型紙です。 昨年完成の生徒さん作品のショール 教室の様子 帯の染め こちらは地染めまで行った生徒さんの作品。 柄は紅型の古典柄です。 新型コロナウィルスのこともありますが 教室は換気をしながら、手洗いマスクで対策を取り開講しています。 開催作品は、ほんの一部です。 紅型や沖縄好きの方が集う教室です。
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by tirinto
| 2020-03-26 17:22
| 紅型教室レポート♪
2020年始まりましたね。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。 チリントゥでは、2月11日(火・祝) 桃の節句に飾れるおひなさまタペストリーのワークショップを開催します! 初めての方でもご参加頂ける染めのワークショップです。 紅型好きの方、おひなさまいいなぁという方、リピーターの方 ぜひぜひご参加ください♪ (見本は昨日スタッフ川端が染め上げてくれました。 華やかで可愛い仕上がりになりました。) 【柄について】 お内裏様とお雛様の柄に、橘の花と桜の花を両側に添えています。 下段には、麻の葉模様を染めています。 お雛様に橘と桜はお決まりですね。 麻の葉模様にはこんな意味があるそうですよ。 ◎麻の葉模様について(http://kimono-story.com/416.htmlより一部引用) 麻の葉の文様は、すでに平安時代からあったようです。 その成長ぶりは4か月で4メートルにもなるといい、手間をあまりかけなくても大きく育つこと、麻の葉模様そのものに邪気をはらう力があるとされたため、魔除けの意味もありました。 そのため、赤ちゃんの成長と魔除けの意味を込め、産着の模様に麻の葉模様はよく用いられました。 また、子供の着物にも同じく健康ですくすく育つようにとの願いを込めて、頻繁に用いられる柄でした。 縁起の良い柄で桃の節句をお祝いしたいという思いから出来上がった柄です。 【サイズ】 縦30センチ×横40センチ 上下には付属の木棒が付きます。 受け取ってすぐ飾れます。 【ワークショップの流れ】 ●型置き(下準備したもの)をご用意 それでは、ワークショップの詳細についてご案内いたします! *********************** 開催日:2月11日(火・祝) 時間:10時から13時 又は 14時から17時 場所:工房チリントゥ ご参加費用:6,000円(飾り棒込※) 作品のお渡し予定日:2月17日(月) お引き渡し方法:工房にてお受け取り又は発送(送料別途750円を頂戴いたします) ※飾り棒の要らない方はお申込みの際にお伝えください。お値引いたします。 ・・・・・・・・・・・・・・ ◆お申込み方法◆ メールにてお願いいたします。 info◎tirinto.com ◎を@に変えてください。 上記アドレス宛に、御名前・お電話番号・ご希望時間帯(午前か午後か) をお書き添えの上お送りください。 ・・・・・・・・・・・・・・ お雛祭りがくるのが楽しみになるタペストリーです。 皆様のご参加を心よりお待ちしております! #
by tirinto
| 2020-01-17 17:17
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