それから、7月には今年も植物園での作品展を企画して頂いたので、そこに出せる新作をデザインしています。 小作品になりますが、染められたらと思っています。 デザインをしていると、お師匠さんの声が聞こえてきます。 私は、デザインは悩みますが、残念ながら誰かに相談などできません。 そんな時、お師匠さんがよく言ってくれていた言葉が、私に話しかけてくれるように聞こえてきます。 静かに穏やかに、いつもダメ出しをしてくれました。 お師匠さんには、確固たる軸というかデザインにおいてこうすると良い、というのがあって 絶対にぶれない強さがありました。 私は、ぶれてばかり、まだ自分のデザインを模索しています。 家に、お師匠さんから頂いた、首里城を紅型で染めた大きな額絵があります。 当時、紅型のことをほとんど知らなかった主人でしたが、初めてそれを見たとき、とても感動していました。 惹きつける何か、それは才能でもあるけど積み上げてきた努力、だと感じるのです。 それが、作品ににじみでているんだと思います。 いつか、私もそんな問答無用にすごいっと思ってもらえるようなものを染められますように。 がんばろう。
by tirinto
| 2017-06-01 12:30
| デザインこぼれ話
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