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パリ、Japan Expo 出展のご報告や感じたこと
ひさしぶりの投稿になります。

教室は先日のJapan Expo開催中はお休みさせて頂きました。
それ以外は毎週金曜日土曜日と開催しており
新しい生徒さんも増えて賑やかな教室となっております。
教室レポートも途切れ途切れで、もっと発信していかなければと思っています!
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フランスのパリで行われたJapan Expoに戸谷、この度出展してきました。
約20年ぶりの海外、すべてが新鮮なわけですが
そんな中でも本当に貴重な経験をさせて頂きました。

今年1月の終わりに出展を決めてからの半年、
その間にも様々な経験をしてきました。

Japan Expoに出展中も、その準備期間中も、すべて贅沢な時間でした。

会期中の様子はインスタグラムに投稿しておりますので
是非ご覧くださいませ。

準備には
・英語ホームページの制作、誕生
・英語パンフレット制作
・英会話レッスンのご指導(これは私がほんとにダメ生徒でしたが現地では役に立ちました!)
・販促物の用意の仕方
・どんなものが好まれるか想像しての準備
・出展準備の方法や中身のコンサルティング

出展中
・海外の方の反応
・海外のお客様との繋がり、出会い
・お客様の好奇心や紅型に対する興味
・言語の壁、反対に言葉じゃなくてハートで伝わった嬉しさも
・通訳さんのチカラ
・好まれる模様、好まれるアイテム、色
・フランスと日本を繋ぐコンサルティングをされている方との繋がり
・出展者の皆様との出会い
・商品の展示の仕方、展開方法、テーマの決め方
・日本のイメージで何を求められているのか

・日本の良さ
・日本人の良さ、気質

(ラスト一日での観光では
・パリの街並み
・歴史ある街の建物
・渡航中、メトロも何度も乗りました)

キーワードとして並べてみました。

行くまで様々なご指導を受ける中、
悩みながら
「たぶん~だろう」
と想像しながら準備をしていましたが
行ってみたらすべてが分かりました。

フランスの方の好まれるものはすごくハッキリしていたし
4日間会場で過ごす中で本当によく分かりました。

最初準備していた「くるみボタン作り」は初日で早々にやめてしまいました。
初日の昼過ぎからは、実際の染め体験のワークショップを行っていきました。

くるみボタン作りは、紅型の古典柄を紹介して
日本の模様に触れながら楽しく「くるみボタン」をつくってお土産にしてもらう
というのがテーマだったのですが、、、
そもそも、天然顔料で丁寧に染めた布であること、その価値をまずお伝えしなくては
ならないですし、その上で模様のご紹介をして
作る価値があることを納得して頂かなくてはならないのですが
とても難しい。

こういった場所では何かひとつに絞らなくては難しいということを知りました。
初めて紅型を見る方には前知識がないので、まず天然顔料の素晴らしさをお伝えするのには時間がかかる。
その上に、模様について、見た目の美しさだけではなく、それに込められた意味を伝える。
ものすごい人数がいらっしゃるイベントには不向きでした。

そこで、戸谷真子を、チリントゥを伝える
というのは、ひとまず置いておいて
「紅型」はなんであるのか、を伝えることに徹しました。

・昔の型紙は、和紙を柿渋で塗ってできた渋紙というものを使っていたこと
・彫り上げた型紙は上から漆を塗り、補強すること
・染める材料には大豆を使うこと
・糊はお米が原料であること

こうして並べてみると
紅型は日本やアジアならではの材料を使っていることにあらためて気づきました。

そのうえで、模様に興味を持ってくださった方には
模様のご説明をしました。

私から通訳さんに。
通訳さんからお客様に。

通訳さんは一度覚えたら、それをお客様に自然と伝えてくれました。

模様の紹介をするとき、これは何故おめでたいの?とかそういうことを聞かれながら
話すとそれもまたとても勉強になりました。

飾っていた着物などはとても注目して頂き、beautiful! と沢山の方に声をかけて頂きました。

自分のデザインを印刷した折り紙を配っていたのですが
折り紙は本当に喜んでいただきました。
これは、紅型というより自分のデザインを広めるという行動、アクション。

配りながら、一体私は何を今回広めたい、見て欲しいと思っていたのだろう、と
考えていました。

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私はデザイナーでもありチリントゥというブランドをプロデュースをしており
また染めをおこなう職人でもある。

1戸谷真子のデザインを推すのか、2チリントゥを広めたいのか
それとも3紅型という沖縄発祥の染めを広めたいのか

全部したいのですが、
どの場面で何をテーマに発信するのか
これはとても重要なことだと。

今更ながら分かりました。

日本であれば、やっぱり染め物、というものが身近にあるせいか?
私がデザインをして紅型の技法で染めました。
紅型とは~です。

という流れでお伝えすればだいたい分かって頂けるのですが
そうでなかったことで、
日本で今後展開する上でもどうするべきか考える参考になりました。


今月末には、大阪髙島屋さんで
小学生を対象にした「おしごと体験」の紅型染めを
戸谷が担当します。

これは3、なわけですが
同時に戸谷の展示販売コーナーも作って頂くのです。
プロデュースしているチリントゥの商品も販売をします。

難しいことを私、しているのかもしれない。

今年後半は出張ワークショップの予定が沢山入っています。
有難いです!!


もっとシンプルに、伝えることを絞ること
それを大事に考えていかなくては
思います。

今年したことが来年に繋がるように、
経験したことを活かさなくては。。。

がんばります。










by tirinto | 2019-07-16 17:00 | チリントゥ日記 | Comments(0)
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