創作柄帯のご紹介 その7
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こちらは、ポイント柄の帯の前部分なのですが、猫とセイロンベンケイという花がモチーフになっています。

どちらも沖縄のもの(ここでは敢えて猫も!)なのですが、沖縄には本当に猫が多かったのです。
それは、こっちの家ネコのようにおとしない感じではなく、木に登って上から様子をうかがっていたり、ハブを捕ってきたりと、私に何かとたくましいイメージを残してくれました。

セイロンベンケイという植物は葉っぱがとても肉厚で、 家の石垣からニョキっと茎が伸び、のびのびと赤い花を咲かせているのをよく見かけました。

なぜか、このふたつのモチーフは私にとって強烈なイメージがあり、デザインになってしまったようです。

* * * * * * *
ところで、今年に入ってからいろんな人に出会うことが急に増え、なんだかとても嬉しい毎日です。
ちょっと目線を変えみたり、気持ちが違うだけでもこうゆうきっかけは随分違うものですね。

京都にはこの春で5年目になりますが、京都のいいところもたくさん見えてくるようになりました。
観光地とかそういうことじゃなく、住んでて感じることなんかです。
どこに住んでいたって、その土地に住む人のやさしさとかあったかさとかは一緒なんだなぁと、最近思います。
表現方法はいろいろなんだけど。

京都の人はおいしいお茶を淹れてくれます。
寒い日におじゃまして、「寒かったでしょう」と言ってあたたかいお茶を淹れて下さるとほんと嬉しいものです。
私はいまだちゃんとしたお茶を出せているのか心配です、、。
これはうちにきちんとした急須がないせいだ!と、いつも外を歩くたび急須をチェックしているのですが、
「まっいっか、今のでも飲めないことはないし」と、結局いつも見るだけで終わってしまい、、、。
今年こそ、おいしいお茶を出せるように☆
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# by tirinto | 2007-02-06 20:35 | お誂え(帯) | Comments(4)
創作柄帯のご紹介 その6
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「お月見の頃」
こちらは全体のデザインから一部を抜き取ったもの。

ストールにも随分染めました。
お客さんに気に入ってもらったうさぎ達。

そう言えば、知恩寺の手づくり市に初出店したとき、いちばん最初に売れたのがこの柄でした。
ストールは自分で販売したぶんは、誰にどの柄を買っていただいたか全部覚えているんですが、いちばんはじめのお客さんはもちろん忘れることはできません。

作ったものを気に入ってくださり、後日「使ってま~す」という話を聞いたりするとほんとにほんとに嬉しいものです。

この柄を以前帯に染めて展示会に出したら、「着物にいいんちゃう?」という声を何人かの方からいただきました。

やってみたいな。
そのためにはよりいい配色をしたい。
シャキッとすすきがシンプルにまとまる感じに。
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# by tirinto | 2007-02-01 19:26 | お誂え(帯) | Comments(0)
絹に染める
絹。
紅型を染めていていちばん「綺麗だなぁ~」と感動してしまうのが絹です。

この4年間、絹地に染められるのは公募展などに出す着物を染めるときぐらいでしたが、今染めている帯地は地模様なども入ってまた違う美しさです。

染めていて、「この感覚は工房にいたとき以来だなぁ~」と、沖縄の工房にいたときの感覚がすっと戻ってきました。
工房では、いつも綺麗だなぁと惚れ惚れしながら、帯などを染めていたのです。
作りながらそんなことを感じていた毎日は本当に贅沢だったと思います。
この美しさを伝えるにはやはり絹がいちばんです。

綿や麻に染めて小物で売ろう売ろうとしても、その良さは半減してしまうのだと気が付きました。
もちろん麻に染めたものも、またいい風合いなのですが。

紅型は本当に素晴らしい工芸品です。

これをもっといろんな人に伝えたい。
京都でやってはいるものの、心は紅型を染める人と一緒の気持ちでありたい。

そう思い続けて何年、、、これからも変わらずいたいと思うのです。

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染める顔料です。天然の色。
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# by tirinto | 2007-01-30 10:01 | 紅型をたどる | Comments(0)
創作柄帯のご紹介 その5のつづき
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こちらは、「しゃがの花」の帯の前部分です。

しゃれ帯ですが、無地場が多いので着物をピンっとすっきりまとめてくれます。
地色や生地によっても全く雰囲気は変わります。

以前この柄を麻生地に染めたときは、素朴で軽やかな雰囲気になりました。

また、地紋の入った絹地に染めると格調高い感じになります。


てんとう虫が葉っぱにとまっていたり、昆虫や動物は好きなのでよく登場します~。
遊び心のあるデザインもしたいな。もっともっと!


配色・地色のこと、こんな着物があるんだけど合わせる帯を作りたいという方、是非ご相談くださいね。
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# by tirinto | 2007-01-28 21:30 | お誂え(帯) | Comments(0)
創作柄帯のご紹介 その5
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「しゃがの花」

初夏の京都嵐山のお寺のまわりには、しゃがの花の群生がよく見られます。
石像とか灯篭の傍らにふわ~と咲き乱れています。
最初、名前も知らずに花のかわいさにひかれてデザインしていました。

こちらは帯の柄になっていて、今日はおたいこの柄部分のご紹介です。
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# by tirinto | 2007-01-28 01:31 | お誂え(帯) | Comments(0)
ちょっとブレイクタイム~
創作柄のご紹介はちょっとひと休み。
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今日、これまでのデザインをまとめた反物が仕上がりました。
絹地のちりめんに染めたのもの、全9種のデザインです。

地染めをしたあとは蒸し屋さんに持って行き、蒸して染料の定着をしてもらいます。
その後は家に持って帰り、洗い、糊抜きをして、柔軟加工をして、、、と、洗いの工程も長いのですが、やっと上がった絹地は、本当にきれい~。

ちりめんのシボが陰影を作って、柄に深みがでます。

蒸し屋さんにはたまにしか行かないのに、従業員の方にはしっかり名前を覚えられている私、、。
きっといろんな意味で覚えやすいんだろうな、、、あんまりこの染めしてるひと見たことないし、、。
蒸し屋さんに来るお客さんは、たいていおっちゃんでみんな風呂敷に反物を包んでくる。
見ていると、しっとりと控えめな柄の反物が多い。
なのに私ときたら、いつもどこかの店の紙袋に、ビニール袋にいれたゴツイ反物をポンッと出す。
で、その柄が一体なんちゅう色使い~?っていうもの。
紅型は、糊を落とす前の状態はかなりいろんな色が載っかっていて、とても派手なので、どうしても目だってしまう。

でも、お店の方とは何にもたいして会話などしないのに、返ってくる反物にはちゃんと「青山」って書いた札がついてるのを見ると、覚えててくれてるんだーと、ちょっと嬉しい。


しかし、風呂敷って今またちょっとしたブームになっているみたいですが、風呂敷を使う習慣て私はなかったです。
けど、京都の染織関係のところに行くと、今でも普通に使われています。
白生地の反物を買いに行ったときも、「風呂敷もってまへんの?」と尋ねられたし、、、。

そっかぁ、反物包むのに風呂敷はとても便利なんだなぁ。

と、今のブームとはちょっとハズれて、本気で風呂敷ほしいなぁ~と思う今日このごろです。
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# by tirinto | 2007-01-26 21:30 | 作る途中のこと | Comments(4)
創作柄帯のご紹介 その4
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「ゆびわ物語」
ん?どっかで聞いたことあるんちゃう?みたいな題ですが、、、。

沖縄の伝統的な銀細工・指輪をモチーフにした模様です。

この柄のメインの、チャラチャラしたのがいっぱいついてるモチーフ、これは房指輪というものです。
琉球時代、沖縄では結婚式のときにこの指輪をはめて嫁いだそう。
リングの部分を三連に重ねて指にはめ、手の甲に飾りを垂らして付けたそうです。
チャラチャラいっぱい付いてるから、あんまり家事できないよ~(させないでね~)、うちの娘を大事にしてね~という親の願いがこめられてるって聞いたことがあります。
あんまり説明がうまくなくてごめんなさいっ。

この房指輪の飾りは昔の沖縄の暮らしに根ざしたものです。
灯篭、魂を象徴するとされる蝶、衣服を表す芭蕉の葉、食べ物を表す魚、幸運のシンボル扇、魂を表す鳩、花。

それと、結び指輪という縁結びの指輪もモチーフにしています。

このふたつの銀細工が好きでどうしてもデザインしたく、この柄は初めての創作模様になりました。

うまく説明できないっと思いサイトを探したら、房指輪を作っているかたのサイトがありました。
こちらで詳しく紹介されていま~す。
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# by tirinto | 2007-01-25 22:19 | お誂え(帯) | Comments(0)
創作柄帯のご紹介 その3
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「子供の頃を思い出せば ~夏~」

こちらの柄は、小さかったころの夏の景色を思い出したものです。

小学校で育てた朝顔。
朝顔の花で色水作って遊んだり、種をいっぱい集めてみたり!
夏祭りの大好きな私は風船釣りがこれまた大好きでした。
そして、帽子のあごにかけるゴムが苦手で、ちゃんと被れなかった麦わら帽子。
背景に流れるのは夏の星空、天の川~。
「天の川ってどこにあるのよぉ~」と、友達と星空を見つめて探したり、、。

こんな記憶、思い出ってありませんか。

夏はいちばん好きな季節。
身が軽くて、汗いっぱいかいて、服も薄着で楽チンだし。
冬でも靴下を履かない私にはもってこいの季節です。
と、個人的に夏はイチオシなのです。
こちらの帯を麻生地に染めて夏着物に合わせても素敵ですー。
または、こちらを夏の小紋にしても素敵です。
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# by tirinto | 2007-01-24 20:22 | お誂え(帯) | Comments(0)
創作柄帯のご紹介 その2
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「桃の花ゆれる頃」
桃の花が満開のデザインです。
着物にすると、桃の花がゆれるように、枝ぶりも動きがあるデザインになってとても艶っぽい柄いきです。

この前こちらの柄を使って振袖を作ったのです、、。
小紋にもしたら素敵やろなぁ、、
銀糸の入った生地で袋帯にもいけるなぁ、、なんてつい想像が膨らみます。

こちらの制作等のお問い合わせは
picnic-81mako72@s3.dion.ne.jp
青山真子まで
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# by tirinto | 2007-01-23 13:03 | お誂え(帯) | Comments(0)
創作柄帯のご紹介
チリントゥがこれまで制作してきましたオリジナルデザインの帯地のご紹介です。

今までバラバラに作ってきたものを、一度サンプルとして全種類染め直してみました!

これまでに全10作品の創作柄がございますが、毎日ひとつずつご紹介しようと思います。

どれも帯、着物の柄となっています。

白地の状態ですが、これにお好きな地色を合わせてオーダーメイドでお作りいたします。

ホームページができるまでの間、こちらでご紹介させていただきますね。
すみませんが、お値段などはメールでお問い合わせください。
思ったより、お手頃かもしれませんので、どうぞお気軽に聞いてみてくださいね。
地色などのご相談も是非こちらまで。

picnic-81mako72@s3.dion.ne.jp
青山真子まで

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「夏の匂いを残して、、、」

夏がまだ終わってほしくない、けれども暑さの中にも、秋のうろこ雲や道端に咲く葛の花、数珠草に秋の気配を感じずにはいられない。

そんな季節の移り変わりの切なさを染めています。

季節の移り変わりの微妙な変化を感じる、この感覚は日本人独特のものなのでしょうか、、。

こちらは、着物にも帯にも似合う柄です。
季節を感じながら着物を着る、なんてなんかいいなぁ、、という風流な柄域。
配色や地の色で、しっとりにもさわやかにもなるデザインです。
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# by tirinto | 2007-01-22 18:17 | お誂え(帯) | Comments(0)